運び方

【前事情のざっくりとした説明】

 京王新線がアルミ風船でひどいことになり、fategoが緊急メンテナンスで、スクールデイズニコニコ生放送を横で流していた。

 

 

 一度にまとめて見るから、まあなんとかという面はあると思うわけで、これを10年前に毎週30分ずつ見ていたら、やってらんないこときわまれりであったろうと思うわけです。だからあれだけ盛り上がったというか集中したというか。

 さらには、こちら(今の私)はアニメの結末を知っており、元になったゲームの方にどういう話があったかもおおむね調べて知っているので、見方としてはどうやってあそこまで持っていくかという点が重くなります。

 こういうのが知識がついたことによるめんどうなところで、以前にtrue tearsのアニメを一度に見たときも、重要なシーンでカメラの切り替わりを頭の中で数えるとかやっていたわけです。無邪気に楽しめないのを残念がるべきか、裏側を推測できることを喜ぶべきか。

 

 で、まあ、原作ゲームの要素をほぼほぼ詰め込んで(これ重要)、あの最終回の山場まで運んでいく方法としては、うん、妥当だなぁと思ったのです。丁寧に進めたかと思えば、ばっさりと一瞬で済ませていたり、枠に収めている。

 それでもって最終回です。うん。

 最終回だけ持ち出せば色物です(ま、全体としても色物だろうとは思います)が、アニメは一本ですから、締めに相応のものが必要でしょうし、ただアニメ化しただけとなっては弱い。だから、あれ。

 血みどろ具合で言えばゲームの方はもっとひどいのがあるわけで。

 

 一つ前に書いた、サヤ師フィギュアについてのところでも書きましたが、適するものとか適させ方とか、向き不向きがあったりするわけで、やはりそのあたりの調整は難しい。