万年筆の話

 インクが切れたのできゅりゅきゅりゅと尾栓を回してインクを入れ、ついでに、万年筆3本のペン先とコンバーターを洗浄しました。

 「……待って、何本持ってるんですか?」と訊いてはいけません。世の中には確実に100本単位で所有している人はいます。以前、とあるお店で軸もインクも数えるのをやめたという人が5人はいると聞いて、おそろしいものだと思ったものです。私なんかまだまだです。

 

 さて、その洗浄した万年筆の一つがパイロットのカヴァリエ(旧ヴァージョン)で、このたび、11/10に、20年目にしてフルモデルチェンジを行なうそうです。

http://www.pilot.co.jp/press_release/2017/10/25/_20_2_199750003000300020003000200020171110_199720245.html

 

 カヴァリエは細身で使い易くてですね、以前、同じ物をもう一本欲しいなと思ってパイロットのサイトを見たところ、私の持っている物(色)が載っていないという憂き目に遭いまして。それが先程、旧ヴァージョンと書いた理由です。細かなところでは変えていたわけです。

 私としては、そこまでして変更しなくてもいいんじゃないかと思うのですが、まあ、いろいろあるのでしょう。

 

 なお、万年筆界隈の方々は、この情報に接して、「カヴァリエは高級筆記具だったのか……」という方向で驚いています。