漆、蒔絵、万年筆

 パイロットが『創立100周年記念漆芸品』の情報を出しました。

 http://www.pilot.co.jp/press_release/2018/09/10/100.html

 

 「100.html」!

 わかりやすい周年記念ですから、まーきっと百万円の蒔絵は出すんでしょうねと思っていたら、それはそれとして、【漆芸セット 五百万円】という、すんごいものが飛び出てきたので驚いています。 

 電話で教えていただいたんですが、その価格を聞いた時は意図せずに肺の空気が出ていってしまって困りました。

 

 実用品を宝飾品にするための方法として、蒔絵という選択肢は理屈でも見た目でもわかりやすい。

 発表されている画像を見ても、万年筆は万年筆ですけれど、ある意味で、あれはもう絵画です。

 技術継承も兼ねて自社で部門を有するパイロットならではなので、ぜひ続けていって欲しいと思います。

 

 

 

 

 参考までに。

 御値段の桁を抑えたところだと、キャラクター(初音ミクとか)が蒔絵で描かれている名刺ケースなどは、趣味と実用と宝飾とを兼ねることが可能なので、使う人もいるでしょう。