2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新美、卒展

卒展の、部外者だったり門外漢(そのうち門外者とか門外人とかに変わるんでしょうか)にとってのいいところは、絵画やら彫刻やらを大量に見られるというところです。毎年のように申しておりますが、新美で五美大合同で開催されるので、とてもお手軽です。な…

コミティア、タロット

ふうらりと行ってきました。毎度同じことを言っているような気がしますが、あれだけの情熱が渦巻いているというのはすごいことです。 タロットの面に意味解釈を印字したものを作った人がいらっしゃいまして、「ああ、これはいい。特に初心者に心強い」と思う…

文体ととっつきやすさ

数日前に山月記についてあれこれとありました。現在の日本では、おおむね漢文の知識や接触が減じているので、その点からもいろいろと思うところのある人がいるようです。というわけで文体の話。 引用を一つ。 >> 最後に顔真卿を見よう。真卿が卒して後二十年…

東博特別展の話

祭姪文稿まわりの話から、鑑蔵印の話もとりあえずもりあがったようで、五馬図巻のことが出回り始めたようです。 要点としては、「行方不明だったとんでもないものがしれっと展示されている、見ておこう」でよいと思います。 http://wedge.ismedia.jp/article…

お菓子の話 など

有名なバターサンドなどをいただいたので食べていましたら、クッキーなどもおいしいのに、バターサンドの印象が強すぎて、どうにも影が薄れてしまうということになったので、感覚とはじつにザルなものであることよと思います。 バターサンドの味が濃いという…

写本、版本

とあるゲームにとある人をモデルにしたキャラクターが登場して盛り上がっているようで、、、、まあ、紫式部のことです。それはそれで良いのですが、欲を言えば、わかりやすいエピソードだとか、源氏物語の目立つ箇所以外の、もっと写本だとかにも興味関心を…

理論と実践

拓の取り方は知っていたものの、じっさいに取ったことはないのでまさにただ単に知っているだけです。 じゃあ取ってみようといっても、そう簡単にはいかない。今の日本でよさそうなものは、、、定礎ぐらいではないでしょうか。あと墓石。 所有している物件な…

拓本とかの話

特別展の話のつづき。 古い物ほど現物ではなく拓本である率が増します。石碑はいたしかたないですし、現物がすでに壊れているということもある。 私たちの前を歩いているお二方が拓本の取り方を話していたらしく(私も、なにか話しているなとは気付いていま…

上野、藝大、顔真卿

長くなるので、顔真卿展について先に書いておきますと、なんとなく興味があるのであれば、行って損はしないだろうと思います。かなり簡略化しますが、詳しくはのちほど。 芸大の卒展がやっている、加えて、顔真卿展ということで先日は朝から上野公園へ行って…