根をもつこと

  昔読んだ本を読み返すにちょうどいい頃合いかもしれないので、いろいろと読み返しています。

  その中の一山にある長野まゆみについても書きたいところですが、今日はヴェイユ

 

  行動については破天荒と分類してもよさそうな逸話がいくつもある(あるというか大勢が残したというか)のがまずはすさまじいところです。実践の人だったのでしょう。だからといって半ば自殺みたいなかたちで死ななくてもと思ってしまうのは、まあ、後世の人間のわがままなのでしょう。

  絶筆の根をもつことなどは論考とか論文というよりも、読み方によっては断末魔とか自省録に近い気もする。