『神を待ちのぞむ』2020

 

 複数回のながきにわたって刊行が延期した本が先日出た。

 

シモーヌ・ヴェイユ『神を待ちのぞむ』今村純子訳、河出書房新社、2020(須賀敦子の本棚8 池澤夏樹監修)

 

 春秋社の2009年版を読んでいる。読んだといっても、かなり時間が経ってしまった。ので、忘れている。それから、『根を持つこと』とか『自由と社会的抑圧』とかは読み返すからというのもあると思う。

 そんなわけで、まあ、新しく出たからこれから読んでいこうと思っている。今度はどんな感覚を抱くことになるのやら。