枝筆書庵

三糸ひかり

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メギドの話

難易度というか手触りというかを調整するのは、どんなゲームでも難しいところでしょう。やることなすことうまく設定できるなら、誰も苦労はしません。 メギドの今開催中のイベントは、他のとはうって変わってアイテムもオーブもたんまり手に入るので、やって…

隣の棚

ヴェイユとボンヘッファーとでは、私はヴェイユの方が好ましい。ボンヘッファーがダメということではなく、ヴェイユの方がシンパシーを持ちうるということで、その理由の一つにはヴェイユが少なくとも教会に属そうとしなかったことが確実に数えられます。集…

けぶり

風習はあちこちで異なるものですが、お盆はする相手と場所があるのなら、おおむね送り迎えをするものでしょう。 昔(幼少の頃)はお墓(送りは家の前)でわら(厳密にはわらではないにしても、わらっぽいものはわらで通じるし、各々が文脈で認識できる)を燃…

朝顔

今年は生長がすこぶる良好で、葉はもはや向こう側が見えぬ藪のようになりました。支柱のない場所へ飛び出た蔓たちは互いに巻きあって支えになっています。花の数も増えました。 立派なものです。

はこもの

本郷恵子『院政 天皇と上皇の日本史』講談社現代新書、2019 近頃、なにかと話題の新書形態であり、これまた別の方面からもなにかと話題の天皇(家)についての本。院政と銘打たれてはいますが、それを理解するにはその前後を踏まえないと効果半減なので記述…

語感言語学

「住ませ(住ませる)」という用例を見て、私の脳がバグった(エラーを出した)ので(最近の表現)いろいろ考えた結果、泥沼にはまったので放流する。 基本文法としては間違っていないが、用例や共起でエラーとなる(=:ならないもの=コンパイル可もある)…

ボンヘッファー

宮田光雄『ボンヘッファー 反ナチ抵抗者の生涯と思想』岩波現代文庫、2019 まえがきに「日本におけるドイツ現代史への関心の高さにもかかわらず、ボンヘッファーの名前は、かならずしも一般読者にはよく知られていないのではないかと思われます。」と書かれ…

百科全書、サド、アントワネット

キャロリン・パーネル、藤井千絵(訳)『見ることは信じることではない 啓蒙主義の驚くべき感覚世界』白水社、2019 当時の文化や世界認識についての本。なお、軽め(重め?)の18世紀ヨーロッパトリビア集に擬態しているとも言えます。それ目的で読んでも楽…

チーズケーキ

先日ほぼ初めての喫茶店で食べたチーズケーキがおいしかったです。チーズケーキらしさを排除しつつ、しっかりとチーズケーキであるという素晴らしいものでした。 コーヒーもおいしかったので、また行ってみようと思っています。

朝顔の茎

紐をかけたほうがいいのかどうか難しいところだった茎が今日の強風で曲がってしまいました。

朝顔

朝顔を育てています。育てているというか世話をしているというのが適切でしょう。竹やら麻紐やらをせっせと用意する。 ことしは天候がよかったのかなんなのかはわかりませんが、低いところは小さなジャングルのようになってしまい、上へと誘導したら私の背丈…

古代ギリシャ

マッシモ・ピリウーチ、月沢李歌子(訳)『迷いを断つためのストア哲学』早川書房、2019 早川書房については、ミステリーだとかSFだとかをまず第一に思い浮かべる人が多いでしょう。その次に来るのが、主に自然科学系一般向け翻訳物群だと思います。これは哲…

ユーザーインターフェイスの話

ブラウザ版のUIがとんでもなく使いづらいという声が多く聞こえたので、どんなものかと触ってみれば、まことに使いづらい。どこもかしこも同じさえずりばかりなのも納得です。 3カラムにしておきながら、それぞれのサイズバランスが珍妙すぎることが使いづら…

ゲーム動向

・メギド ここ半年ほどの安定状態はとても喜ばしいと、ファンの一人として嬉しく思っています。 テーマの提示方法だとか話の構造だとかにおいて、基本に忠実でサンプルとしても優秀なので、近いうちにまとめたい。 ・fgo まだインドやってないんですよね。 …

句歌かくかく

上野貴子、江畑哲男『違いがわかるはじめての五七五俳句・川柳上達のポイント』メイツ出版、2017 俳句と川柳。 川柳はともかくとして、俳句はなかなかに短すぎて苦労するというのが私の立ち位置です。季語がね。 千種創一『砂丘律』青磁社、2015 短歌。 裏表…

燎原の火

>> ところが、現実はまったくそれと逆のようである。戦後一時期燎原の火のごとき勢いで日本史ブームがおとずれ、そのなかで大発行部数を持つ啓蒙書が流布されたが、これらを含めて歴史書の田沼意次(父子・兄弟)に関する部分を見ると、前記のような配慮が…

ネスト

どうにも今年は蜂の巣がよく建築されるもので、なかなか憂うことが多い。 蜂の巣も人間の住宅と似たようなもので、造り始めたらあっというまに落成となりかねないので、たいへんです。 そうはいっても、ジェット噴霧とか便利なものが製造されているため、危…

鹿

田中淳夫『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』築地書館、2018 奈良(公園)の鹿をメインに、現状と歴史が記述されています。象徴、祭儀、観光利用とか、あるいは戦後の林野業政策(の失敗)の影響とか、食害が発生する要因とか、最近の話題だとジビ…

あれがこれ

有元裕美子『スピリチュアル市場の研究』東洋経済新報社、2011 8年も経っていると記されていることがやや古いかもしれないと感じることもありますが、スピリチュアルの括りで括れるものについては一通りまとまっているので概括として便利でしょう。各種の現…

映画

三島憲一『ベンヤミン 破壊・収集・記憶』 岩波現代文庫、2019 思うに、よく言われるベンヤミンのわからなさやわかりづらさは、神秘主義方面ほかの影響で、言ってしまえばなじみがないことに起因するのではないでしょうか。良し悪しや有意かどうかはともかく…

When William Came

国書刊行会から"When William Came"が出るということなので、みんな買おう。 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336063564/ ウィリアムが来た時サキ 著深町悟 訳 発売日 2019/06/25 判型 四六判 ISBN 978-4-336-06356-4

虚言

>> 首尾一貫しない一つの虚言が首尾一貫した虚言に敗れたにすぎないのだ。 << 文脈をまるっと投げ捨ててもこの一節はとても引用したい便利なものだと思います。そして、なにかある度に引きたい。 誰が書いたのかというとヴェイユで、冷徹と諦観が混ざっても…

ふたつのきもち

>> 文字に拘束された現実の教会や司祭よりも、聖霊によって鼓吹された人々を指導者とすることが異端にならないはずがない。聖書に記された御言を学ばずに、聖霊の導きのもとに、直接的に神に至ろうとすることは、狂信、熱狂主義につながるのだ。中世に於いて…

ぼのぼの

『ぼのぼの』(木登りの話あたりまで)を読み返しておりまして、なつかしいねぇとしみじみしています。 子持ちリスさんは良いキャラですね。

論理学届くにんじん

もちろん「論理学と毒にんじん」が元々意図していたものです。うっかり変換してしまってくすっとしました。 古典哲学を必修に、というような趣旨の文言を先日見かけて、気持ちはわかるけれどもそれはとてもまずいだろうし、それを言うなら記号論理学(初級)…

護教、愛国、ヴィーガン

>> 確かに、西洋中世の哲学は、日本においては馴染みのうすいキリスト教カトリック神学の本丸であるばかりでなく、煩瑣な概念の過剰、無味乾燥の極地である。そこでは伝統的見解が羅列され、繰り返しが多く、明確な主張もなく、結論となると、場合分けがなさ…

あらすじを読む

古谷利裕『虚構世界は何故必要か SFアニメ「超」考察』勁草書房 本書におけるSFの定義はゆるゆるなので身構えなくてもいいし、あらすじや設定の概要も充分なので、竹槍で突撃しても心配はいりません。 興味を引かれるアニメが目次に載っていれば、その部分だ…

ヨハネ福音書の話とGoogleドキュメントを利用した校訂作業と

かいつまんで説明すると、現行のヨハネ福音書には原著者(に近い人々)の文以外に、第二著者(に近い人々)の文が混在しており、それらの取り扱いやすいテキストデータを作った。という話です。 付加部分のメモを片手に読むこともできますが、まあどうせなら…

本メモ

ブログを分けていましたが、そこまでわけなくともいいかなと近頃思い始めましたのでこちらで。 ・石田光規『孤立不安社会』勁草書房 多摩市のコミュニティセンターの例が3件紹介されていまして、だいたいそんな感じでしょうなという認識とかけ離れてはいなか…

ocrの威力

技術というか情報処理方法というかの進歩はめざましいもので、近頃は、およそ印刷書体であればまずまずの抽出変換ができるようになったので、ありがたいことです。投げ込んでおけば、出してくれる。そこまでやってもらえるんだから、整えるぐらいは喜んでや…