2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
どうにも今年は蜂の巣がよく建築されるもので、なかなか憂うことが多い。 蜂の巣も人間の住宅と似たようなもので、造り始めたらあっというまに落成となりかねないので、たいへんです。 そうはいっても、ジェット噴霧とか便利なものが製造されているため、危…
田中淳夫『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』築地書館、2018 奈良(公園)の鹿をメインに、現状と歴史が記述されています。象徴、祭儀、観光利用とか、あるいは戦後の林野業政策(の失敗)の影響とか、食害が発生する要因とか、最近の話題だとジビ…
有元裕美子『スピリチュアル市場の研究』東洋経済新報社、2011 8年も経っていると記されていることがやや古いかもしれないと感じることもありますが、スピリチュアルの括りで括れるものについては一通りまとまっているので概括として便利でしょう。各種の現…
三島憲一『ベンヤミン 破壊・収集・記憶』 岩波現代文庫、2019 思うに、よく言われるベンヤミンのわからなさやわかりづらさは、神秘主義方面ほかの影響で、言ってしまえばなじみがないことに起因するのではないでしょうか。良し悪しや有意かどうかはともかく…
国書刊行会から"When William Came"が出るということなので、みんな買おう。 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336063564/ ウィリアムが来た時サキ 著深町悟 訳 発売日 2019/06/25 判型 四六判 ISBN 978-4-336-06356-4
>> 首尾一貫しない一つの虚言が首尾一貫した虚言に敗れたにすぎないのだ。 << 文脈をまるっと投げ捨ててもこの一節はとても引用したい便利なものだと思います。そして、なにかある度に引きたい。 誰が書いたのかというとヴェイユで、冷徹と諦観が混ざっても…
>> 文字に拘束された現実の教会や司祭よりも、聖霊によって鼓吹された人々を指導者とすることが異端にならないはずがない。聖書に記された御言を学ばずに、聖霊の導きのもとに、直接的に神に至ろうとすることは、狂信、熱狂主義につながるのだ。中世に於いて…
『ぼのぼの』(木登りの話あたりまで)を読み返しておりまして、なつかしいねぇとしみじみしています。 子持ちリスさんは良いキャラですね。